LINE UP 製品詳細
Form3B+ Medical
ヘルスケアにおける3Dプリンティング
Form 3B+ Medicalは、生体適合素材やエンジニアリング素材に最適化された先進のデスクトップ3Dプリンタです。ポイントオブケアで患者固有のパーツを1日でプリントしたり、軽快でインパクトのある研究開発や少量生産の商業生産を社内で行うことができます。
What's New 最新情報
医療用材料2種 BioMed White/BioMed Blackレジン リリース
医療用材料2種 BioMed White/BioMed Blackレジン リリース
Formlabs 社より新たな医療用材料2種、BioMed WhiteおよびBioMed Blackレジンの販売が開始されました。
これら2種は3Dプリント材料の物性および生体適合性が非常に重要となる用途のため開発された材料です。
BioMed Clearレジン、BioMed Amberレジンを含むBioMedレジンファミリーは、ヘルスケア分野における広範な用途を想定した材料であり、3Dプリントによる医療機器やポイントオブケア製造の発展に更に寄与し、 より多くの医療従事者に新たな可能性を提供するものです。
BioMed White Resin
BioMed White Resin
BioMed White Resinは、長期間の皮膚接触または短期間の粘膜接触を必要とする生体適合性アプリケーション向けの剛性材料です。
この医療グレードの材料は、USP <151>パイロジェンおよび急性全身毒性テストも受けており、短期間の組織、骨、象牙質との接触があるアプリケーションで使用できます。
BioMed White Resinでプリントされた部品は、一般的な溶剤消毒および滅菌方法と互換性があります。 BioMed White Resinは、ISO 13485の認証を取得しており、USPクラスVI認定も受けているため、医薬品やドラッグデリバリーアプリケーションに適しています。
※ISO 13485:医療機器産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格
プリント解像度:50µm~100µm
使用可能プリンタ:Form 2, Form 3B, Form 3BL, Form 3B+
使用可能レジンタンク:Form 2 LT Tank, Form 3/3B Resin Tank V2, Form 3L/3BL Resin Tank V2
※後硬化処理が必要となります。
BioMed Black Resin
BioMed Black Resin
BioMed Black Resinは、長期間の皮膚接触または短期間の粘膜接触を必要とする生体適合性アプリケーション向けのマット仕上げの剛性材料です。
また、BioMed White Resinと同様に一般的な溶剤消毒および滅菌方法と互換性があり、ISO 13485の認証を取得およびUSPクラスVI認定も受けているため、医薬品やドラッグデリバリーアプリケーションに適しています。
※ISO 13485:医療機器産業に特化した品質マネジメントシステムに関する国際規格
プリント解像度:50µm~100µm
使用可能プリンタ:Form 2, Form 3B, Form 3BL, Form 3B+
使用可能レジンタンク:Form 2 LT Tank, Form 3/3B Resin Tank V2, Form 3L/3BL Resin Tank V2
※後硬化処理が必要となります。
SOLUTION ソリューション
医療分野における3Dプリンタソリューション
医療分野における3Dプリンタソリューション
近年、3D プリンタの使⽤がヘルスケア市場で勢いを増しており、過去 30 年間で3D プリント技術は患者固有の解剖モデル、サージカル ガイドなどに使用され、広く拡⼤してきました。弊社では3Dプリンタ以外にもDICOMデータからの3Dモデル抽出や形状の編集、カスタムパーツの作成などが可能なソフトウェアを組み合わせた最適なソリューションをご提案いたします。
医療分野における3Dプリンタ活用方法
医療分野における3Dプリンタ活用方法
医療分野において3Dプリンタを以下の目的で使用することが可能です。
3Dプリンタによる造形までの手順例
3Dプリンタによる造形までの手順例
1.患者のデータ取得 CTもしくはMRIからDICOMデータを取得します。
2.セグメント・3Dデータへの変換/編集 DICOMデータから必要な部位を抽出し、3Dモデルに変換します。
■DICOM to Print「D2P」
ソフトウェア“DICOM to Print(D2P)”を使用することでDICOMデータから必要な部位を抽出し、3Dデータへの変換することができます。
D2Pは優れた自動抽出機能により、従来のソフトウェアより簡易的に短時間で必要部位の抽出が可能です。
必要部位の抽出方法
必要部位の抽出例
■Geomagic Freeform / Sculpt
“Geomagic Freeform / Sculpt”はペン型のデバイスを使用してデジタル上で粘土細工をするようにでデータの編集・モデリングが可能なソフトウェアです。
DICOMデータから変換した3Dデータに加えて3Dスキャナで取得したデータから形状の修正やカスタムパーツを作成することが可能です。
3.3Dプリント3Dプリンタでモデルを造形します。
Formlabsの3Dプリンタは光硬化性の樹脂にレーザを照射し、モデルを造形します。そのため、他の3Dプリンタと比較して高精度且つ高精細な造形が可能です。細かく複雑な形状やモデル表面も滑らかに再現することができます。
また、Formlabs3Dプリンタは透明な材料やシリコンライク、生体適合性の材料などの約30種類の材料を使用可能であるため、用途に合わせて材料を選択していただけます。
Formlabs3Dプリンタの特徴
1.高品質・高解像度の
造形が可能
2.用途に合わせて多種多様な
材料の選択が可能
3.シンプル且つ簡易的な操作で
ハイクオリティな造形を実現
造形サンプル例
4.後処理・滅菌 造形したモデルの洗浄、二次硬化、サポートの除去、滅菌など必要な処理を行います。
弊社では各製品のデモンストレーションやベンチマークを承っております。
実際にソフトウェアの操作方法をご覧いただいたり、3Dプリンタに関してはデータを送付いただければ造形テストを実施し、サンプルと報告書を併せてご提出いたします。
ご質問やご要望等ございましたら、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
医療関係のFormlabs3Dプリンタの導入事例は以下よりご確認いただけます。
PRODUCT FEATURES 製品特徴
メディカル向け光造形3Dプリンタ
メディカル向け光造形3Dプリンタ
Form 3B+ Medicalは、生体適合性材料をプリントできるよう最適化された高度なデスクトップ3Dプリンタです。Formlabsの高い精度と信頼性を誇るエコシステムを活用すれば、医療用製品の試行錯誤プロセスが不要になり、スムーズなワークフローを推進することが可能となります。
ユニークなLow Force Stereolithography(LFS)™テクノロジーによって、造形時にかかる負荷を大幅に削減したことで造形物の品質が従来に比べて向上しています。Form 3B+ Medicalはヘルスケアの未来を支える次世代型光造形3Dプリンタです。
医療施設
医療施設
医療施設は何に対しても準備ができていなければなりません。Formlabs 3Dプリンタは、より効果的なワークフロー、患者に合わせた手術ツール、診断と教育のための視覚補助を通じて、オンデマンドでカスタマイズされたケアを提供するのに役立ちます。そのため、最前線の臨床イノベーターは、最も型破りな問題にも迅速に解決できます。
医療機器メーカー
医療機器メーカー
Formlabsの3Dプリンタは、デジタルファブリケーションを社内にもたらし、コストと時間を最小限に抑えて、研究開発から生産に至るまで、より機敏な製品開発とよりパーソナライズされたケアを可能にします。
病院向け3Dプリンティング
Formlabsは、あらゆる解剖学的構造にエンドツーエンドの3Dプリントソリューションを提供し、単一の3DプリンターあるForm 3B+ Medicalでさまざまな材料とアプリケーションを利用できます。Formlabs 社の技術はFDAが承認したワークフローで検証されており、独自の材料を開発および製造しています。
心臓外科
コンジットバイパスモデル、冠状動脈瘻、RVOT、VSD、ASD、DORV、LAA、低形成心臓
Formlabs社の弾性樹脂で印刷された心臓モデル。
脳神経外科
頭蓋骨および脳(神経膠腫)の腫瘍、脳動脈瘤、神経外傷
クリアレジン製の脳腫瘍モデル。塗装はUPMCが担当しています。
整形外科
足・足首、肩、手、股関節、下肢、脊柱管狭窄症、小児、外傷の症例
Formlabs社製のホワイト&エラスティックレジンのハンドモデル。
顎顔面外科
眼窩腫瘍、神経系および顎顔面の外傷、眼窩底の再建、下顎骨の再建
Mayo Clinic社のサージカルガイドレジンを使用した下顎骨モデル。
外科的腫瘍学
前立腺がん、腎がん、脳腫瘍、骨軟部腫瘍、小児腫瘍
腎臓の模型(クリアレジン製、塗装済み):UPMC社
小児外科
先天性心疾患、口蓋裂、脊柱管狭窄症、血管奇形
ホワイトレジン製の小児用胸郭モデル(UPMC社製)。
ポイントオブケアでのクリエイティブなソリューション
Formlabsは社内でデジタルファブリケーションを提供するため、すぐに行動を起こすことができます。Formlabs 社の3Dプリンタは、既に使用しているツールとシームレスに統合されているため、医療用3Dプリンタの次の波に乗ることができ、今すぐに標準治療を設定するのに役立ちます。
ステップ1
患者の解剖学的構造をスキャン
組織に応じてCTやMRIで患者のデータを収集し、DICOMファイルを取得します。
ステップ2
デジタル画像の分割
スキャンした画像を3Dプリント可能なモデルに変換します。症例を確認し、デジタル画像を分割し、解剖学的な部分のSTLまたはOBJファイルをエクスポートします。
ステップ3
モデルを印刷する
直感的に操作できるプリント準備ソフトウェアPreFormにファイルをアップロードし、ワンクリックでプリントをセットアップして、Form 3B+ Medicalに送信します。専門的なトレーニングを必要とせず、高品質なパーツを製作することができます。
ステップ4
後処理の簡略化
ステレオリソグラフィによる3Dプリントでは、サポートの除去、リンス、後処理が必要です。ライトタッチサポートと自動後処理システム「フォームウォッシュ」「フォームキュア」により、すべての工程を可能な限り簡単にしました。
ステップ5
滅菌して使用する
Formlabsの材料の多くは、生体適合性材料を含めて滅菌可能です。使用する材料や機器のガイドラインに従って、最終製品を滅菌してください。
SPEC 技術仕様
技術仕様
Form 3B+ Medical | Form 3BL | |
技術方式 |
Low Force Stereolithography (LFS)™ |
Low Force Stereolithography (LFS)™ |
XY解像度 | 25 μm | 25 μm |
レーザースポット径 | 85 μm | 85 μm |
レーザー出力 | 250mW | 250mW 2モジュール |
最大造形サイズ (D×W×H) | 145× 145 × 193mm | 200 × 335 × 320mm |
レイヤーピッチ | 25~200 μm | 50~200 μm |
プリンティング仕様
Form 3B+ Medical | Form 3BL | |
レジン供給システム | 自動 | 自動 |
レジンカートリッジ | 1 | 2 |
サポート | 自動生成、ライトタッチサポート | 自動生成、ライトタッチサポート |
ハードウェア仕様
Form 3B+ Medical | Form 3BL | |
筐体サイズ (W × D × H) | 40.5×37.5×53 cm | 77.5×52×73.5 cm |
重量 | 17.5 kg | 48 kg |
温度調整 | チャンバーヒーティング | チャンバーヒーティング |
電源・消費電力 |
100–240 VAC 2.5 A 50/60 Hz 220 W |
100–240 VAC 7.5 A 50/60 Hz 650 W |
レーザー特性 |
1 Light Processing Unit EN 60825-1:2007 認証 Class 1 レーザー製品 波長 405 nm 出力 250 mW スポット径 85 ミクロン |
2 Light Processing Unit EN 60825-1:2007 認証 Class 1 レーザー製品 波長 405 nm 出力 250 mW スポット径 85 ミクロン |
接続 |
Wi-Fi (2.4, 5 GHz) Ethernet (1000 Mbit) USB 2.0 |
Wi-Fi (2.4, 5 GHz) Ethernet (1000 Mbit) USB 2.0 |
操作 |
5.5″ インタラクティブ
タッチスクリーン 解像度1280 × 720 |
5.5″ インタラクティブ
タッチスクリーン 解像度1280 × 720 |
警告 |
画面表示警告 SMS/dashboardからのEメール 2つのLED表示 音声アラート |
画面表示警告 SMS/dashboardからのEメール 2つのLED表示 音声アラート |
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