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コラム
2023.09.06 更新
タコのモデリング
タコのような柔らかい質感はタッグ機能で再現しやすい形状です。
ピースのパターン形状で吸盤、タッグや変形で体と足を繋ぐ膜部分、エンボス機能で体の表面を再現など、FreeFormの機能を活用しながらタコのような軟体動物のモデリングを実践してみます。
タコの八本の足と体を繋ぐ膜を作成します。八角形と円弧を使い膜のスケッチを描き、インフレイトで薄い膜を作成します。
膜のしわをあらかじめ作っておき、三角形を描き領域のタッグでへこませ、ラティス変形コマンドで変形させます。
裏側をタッグでへこませ、さらにタッグを使用してタコの膜の形を再現します。
3Dカーブで足のガイド線を作成します。
パイプを使い制御点を移動させながら好みの足の形状に変更します。
この作業を繰り返し、足を8本作製します。
吸盤を作成し、足の裏に吸盤のガイドラインを作成します。
ピースのパターン形状で吸盤を取り付けます。
頭部と体を作成しブーリアン機能で結合します。
作成しておいた膜を引っ張り頭部から伸びているような形状へ変形し、エンボス機能にてタコの表面に近い画像を選択してタコの表面を再現します。
完成です。