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スマートなターンテーブル
こんにちは!毎日ねこに振り回されているデータ・デザイン広報です。
「喜ぶ顔が見たくてけっこう高い猫グッズを買ってみたけど、猫が見向きもしない」
「むしろそれが入っていた箱のほうがお気に入り」
「何ならビニール袋まるめたやつが一番好き」
というのは猫飼いあるあるだと思いますが、今これをちょっと買おうか迷っています。

どうですかこれ!!
猫が爪とぎを行うと、まるでクラブDJがキュッキュとスクラッチをしているかのようななんとも可愛い画が見られるというシロモノです。
うちのねこ、フロアを沸かせてくれるかしら…これも消耗品の爪とぎにしてはけっこうお高いので、検討中です。笑
ん?ターンテーブルと言えば…Artec 3Dの製品でのスキャンをよりスムーズにするための、とても便利なターンテーブルが発売されたような…?
毎度毎度、導入が雑で申し訳ありませんが今日はそんなターンテーブルをご紹介したいと思います!
Artecのスマートターンテーブル

Artecが新しい「スマート」ターンテーブルをリリースしました。
これにより、小さなオブジェクトのスキャンがより簡単に、より速く、より合理的になります。
Artec Turntableは、高精度のカラースキャンを計測精度で提供し、複雑なジオメトリ、シャープなエッジ、細いリブを完全にキャプチャできるハンドヘルド3DスキャナーであるArtec Space Spiderで使用するために設計されました。
スキャナーは、最大0.05 mmの3Dポイント精度と最大0.1 mmの3D解像度を誇ります。
スキャナーを使用すると、オブジェクトをターンテーブルに置き、回転しながらスキャンするだけで、あらゆる角度からオブジェクトをスムーズにキャプチャできます。
Artecターンテーブルは「スマート」なターンテーブルでもあります。
SpaceSpiderがトラッキングを失った場合、ターンテーブルは一時停止して15度後方に回転し、トラッキングが回復するまでそこで待機します。
それが起こると、ターンテーブルは再び回転を開始しますが、手動のターンテーブルを使用すると、スキャナーが何らかの理由で追跡を失った場合に戻って追跡が失われたオブジェクト上の場所を検索する必要があります。
ターンテーブルのプラットフォームは直径9.8インチ(250 mm)で、そこに置かれる物体の最大重量は6.6ポンド(3 kg)です。
Turntableはリリース以来、小さな義肢装具、化石や古代の遺物、手術器具、コンパクトなCGIプロップ、小型の高性能自動車部品、電子部品など、あらゆるものに使用されてきました。
一般に、オブジェクトのキャプチャには最大で30秒から数分かかります。
3Dデータ処理ソフトウェアの統合
Artec Turntableは、数回クリックするだけでArtec Studioソフトウェアと統合できます。
最初に注目すべきことは、自動追跡回復です。
これは、追跡が失われた後に回復した場合に、ターンテーブルが一時停止、回転、スキャンを続行できるようにする機能です。
Artec Studioの機能に関して、オートパイロットは誇らしげに正面と中央に立ちます。
これにより、初心者ユーザーでも、数週間の正式なトレーニングを受けずにプロフェッショナルな結果を得ることができます。
オートパイロットは、スキャンされたオブジェクトと必要なタイプの3Dモデルについて、ユーザーにいくつか質問をするだけです。
その時点から、ソフトウェアは残りを処理します。
不要なデータを削除し、ワンクリックですべてのスキャンを調整しながら、高精度の3Dモデルを実現するための最適な3Dアルゴリズムを使用します。
2番目の機能は、SOLIDWORKSおよびAutoCADへの直接エクスポートです。
これにより中間ソフトウェアを必要とせずに、スキャンをさらにCAD作業のためにエクスポートできます。
たとえば、STLファイルをデザインXにエクスポートし、CSVファイルやDXFファイルなどの他のファイルタイプをエクスポートすることを意味します。
誰でも簡単に素早く
Artecの3Dスキャナのポリシーは「誰でも、簡単に、素早く」ですが、まさにそれをサポートするためのスマートなターンテーブルですよね。
猫グッズのようにほいほいと買えるお値段ではありませんが、買ったはいいけどぜんぜん使ってくれない猫とは違って、このターンテーブルはヘビーローテーション間違いなしです。
Artec3D製品に関するお問い合わせはこちらまでお願いいたします!
ではまた!