株式会社データ・デザイン Markforged|カーボン/金属対応3Dプリンタ

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電子機器

リモート管理システムの筐体ケースに

Tiny Pilot 社

2022.04.05 更新

Artec Leo

2020年7月に設立したマサチューセッツ州のTiny Pilot社は、サーバー構築やリモート管理システムの販売をメイン事業としている会社です。
現在、市場に出ている多くのリモート管理システムは、信頼性の低いJavaベースで構成されており、値段が高いものも多く、安価なものだとカスタマイズ性が悪かったりします。
Tiny Pilot社の創設者兼開発者であるMichael Lynch氏は、IPデバイス上のカーネルベース仮想マシン(KVM)を介して、低コストで使いやすいシステムを開発しました。開発当初は自社のみで運用をする予定でしたが、このシステムが非常に評判が良く、お客様からも販売をしてくれないかと声がかかるようになりました。販売をするとなると、ケースなどの外観であるインターフェースを作る必要がありましたが、システム専門の彼はあまり詳しくありません。そのため、製品パーツを収納するための丈夫なケースを手頃な価格で設計・量産する方法を探し始めたのです。
Michael Lynch氏が見つけ出したのは、マサチューセッツ大学アマースト校にあるADDFab(Advanced Digital Design and Fabrication Core)という施設です。ADDFabは、学内外のユーザーを対象に造形サービスを行っています。 Michael Lynch氏はADDFabが保有しているOnyxOneとMarkTwoを利用してケースとUSBポートを造形しました。Markforgedのコンポジット3Dプリンタは、短繊維カーボンが含有されているOnyxと長繊維のカーボンファイバー材料を複合的に造形する事が出来ます。
カーボンファイバーを使用する事により、造形された製品ケースの耐久性と表面仕上げを向上させる事が出来ました。
Michael Lynch氏は、3Dプリンタの高いポテンシャルに魅了され、 3Dプリンタの造形サービスの利便性や柔軟性に対して高い評価をしております。

Markforgedは、低コストで市場に参入でき、かつ、エンドユーザー向けの高い品質を実現する事が出来ます。
-MICHAEL LYNCH氏 TINY PILOT 社 CEO

業界:電子機器
アプリケーション:電子ケース
所在地:アメリカマサチューセッツ州
プリンター:Onyx One / Mark Two
マテリアル:Onyx


※引用サイト:https://markforged.com/jp/resources/blog/tiny-pilot-3d-printing-for-kernel-based-virtual-machine-kvm-over-ip-devices/
※株式会社データ・デザインで翻訳しております。
※株式会社データ・デザインはMarkforged社の国内正規販売代理店です。



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