株式会社データ・デザイン Markforged|カーボン/金属対応3Dプリンタ

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医療

医療業界で活躍する3Dプリンタ

2022.03.28 更新


光線放射線治療における3Dプリント患者支持または固定装置の臨床委託のためのフレームワーク」
J Appl Clin Med Phys.2018年。

頭蓋脊髄照射(CSI)ボード

CSI放射線治療は、脳腫瘍の治療において、小脳と脊椎に非常に特異的に適用されます。治療中に患者が動くと、重要な臓器を損傷する危険性が高くなります。これを防ぐため、患者は発泡スチロールや熱可塑性樹脂の拘束具で固定されるのが一般的です。
Markforged(マークフォージド)の炭素繊維入りナイロン素材Onyx(オニキス)の特性を把握するための広範な研究¹を経て、3Dプリントによる固定板が臨床使用として承認されました。このボードは、個々の患者に適応させるためのスライド式で部品を変えることができ、新しいボードを簡単にプリントしてカスタマイズすることが可能です。

非磁性膝サポーター

長時間の施術が予想される医療現場において快適性と安定性を確保するため、サポーターは強度、剛性、人間工学に基づいた設計でなければなりません。
これらの要件を満たすために、金属製のサポートが一般的に使用されていますが、磁性を持つため、MRI装置では使用することができません。Markforged(マークフォージド)は、金属に代わる高強度複合材(カーボンファイバー)を提供しています。造形されたナイロンは、コンプライアンス、耐久性、耐衝撃性に優れ、低コストで滑らかな仕上がりを実現します。ナイロンを連続したアラミド繊維
(Kevlar®)で補強することで、スキャン中に患者の手足の重量を支え、 MRIにおいて、より良い結果を得るためのサポートとして活用されます。

イオンチェンバーキャリブレーションリング

電離箱(イオンチェンバー)の設置や校正が不十分な場合、放射線の測定が不正確になり、治療用線量が正しく設定されないことがあります。電離箱の位置決めをするための治具は、よく考えて設計されるのではなく、手持ちの材料を適当に組み合わせて作られることが多くあります。
医学物理学者は、オルトボルテージX線ノーズコーンの先端にあるイオンチェンバーを中央に配置するリング型の固定具をMarkforged(マーク
フォージド)で造形しました。これは、電子ビームに影響を与えないことが知られているオニキスで作られています。クリーンで再現性の高いソリューションは、セットアップ時間、フラストレーション、不正確さを低減します。

ブラキセラピー(小線源治療)
アプリケーターガイド

早期の乳がんを治療するために、細い針を使用して放射線物質(小線源)を乳房に埋め込むこみます。小線源は健康な組織に不必要な害を与えず、腫瘍全体に放射線が当たるように正確に配置する必要があります。そのため、位置決めガイドの構造は、強度と剛性のある材料で非常に厳しい公差で製造されなければならず、そうでなければ針の誘導が歪んでしまう可能性があります。
Markforged (マークフォージド)3Dプリンターは、品質や耐久性に妥協することなく、従来のアルミ削り出しの何分の一かのコスト、時間でこの驚くべき精度を提供します。

前立腺モールド

前立腺モールドは、画像診断や臨床技術に関する医師や学生のシュミレーションに非常に有効です。市販のファントムは限られた臓器しか提供されておらず、患者固有の解剖学的構造や病態には適していません。カスタムファントムを作るためにMarkforged(マークフォージド)が活用されました。患者の実際の臓器をCTスキャンし、コンピュータ上で3Dモデル化する。その日のうちに型を3Dプリントし、その型にジェルを流し込む。硬化後は、患者さんの臓器を完全に再現することができます。医師や学生は、このファントム上でブラキセラピーの針の配置や手術のシュミレーションをすることができ、実際の臓器での処置の効果を高め、施術の経験を向上させることができます。
(Markforged)マークフォージドの3Dプリンターは超高解像度で金型を作成するため、ファントムは細かい部分や滑らかでリアルな外観を保つことができます。金型は再利用でき、低コストかつノーリスクで、追加トレーニング用に何百ものファントムを作成することができます。


※引用サイト:https://markforged.com/jp/industries/medical
※株式会社データ・デザインで翻訳しております。
※株式会社データ・デザインはMarkforged社の国内正規販売代理店です。



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