この度、SURFCAMの最新バージョン「2024.2」がリリースされました。
本バージョンではインストール／構成プロセスの見直しや、SQLベースのツールライブラリ更新（ツールの削除・グループ化対応）といった使いやすさの強化が図られています。

1. レイヤーマネージャの更新

レイヤーマネージャが強化され、ツリー構造で表示できるようになりました。
従来のレイヤーマネージャを変更すること無く、新しいチェックボックが追加され、ツリー構造でのデータ管理を行うことができ、レイヤー番号やレイヤー名による検索機能も追加されました。

チェックボックスを有効にすることでレイヤーがツリー表示となり、元々の CAD データがツリー構造で作成されていない場合でも SURFCAM 上でツリーを作成し、データ管理が可能です。また、ドラッグ&ドロップによるレイヤーの移動などの作業も可能になっています。

2. レイヤー番号の上限拡張

レイヤー番号の上限が「1024」から「16000」に拡張されました。SURFCAM 2024.2 でのレイヤー番号が旧バージョンのレイヤー番号の上限を超えている場合、旧バージョン形式で保存する際にはメッセージが表示され、上限が超えているレイヤーに含まれている図形要素は旧バージョンで認識可能な単一のレイヤーに保存されます。

3. レイヤーの要素数表示

ツリー表示が有効な場合にレイヤーに含まれている要素数が表示されるようになりました。この機能により各レイヤーに含まれている要素数を把握することが容易になります。

その他の新機能、拡張機能についてはこちらをご覧ください。