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2021.03.19 更新
①AI技術を使用した自動形状修正
②金属3Dプリンタ MetalXへの対応
③計測結果をレポート出力
【プレスリリース】3Dプリンタ専用AIプラットフォーム「Blacksmith」を正式リリース
株式会社データ・デザイン(愛知県名古屋市:代表取締役 岡村隆德)は、2021年3月19日、カーボンファイバー対応の3Dプリンタ「Markfoged X7」のモジュールとして3Dプリンタ専用AIプラットフォーム「Blacksmith」を発売開始致しました。
「Blacksmith」はプリントヘッドに内蔵するレーザーマイクロメーターを使用し造形物の自動検査を実現します。外部の測定装置を介す必要がないため一台の3Dプリンタで積層造形~検査が可能になり、複雑な製造工程を1つのプラットフォームで解決する事が出来ます。「Blacksmith」は3Dプリンタの新たな可能性を広げる為、AIの視点からアプローチし製造全体の効率化を計ります。
【商品概要】
- 3Dプリントから計測までをAIで自動化し、品質管理を高速化
- 計測した結果は設計データと比較されカラーマップなどのを表示
- Markforged社製の産業用コンポジット3Dプリンタ「X7」のプリントヘッドに標準搭載されたレーザーマイク
ロメーターと、特許取得済みのスマートスキャンプロセス機能を利用 - クラウドベースのソフトウェアであるEiger(アイガー)のモジュールとして動作
【今後の追加される予定の機能】
①AI技術を使用した自動形状修正
②金属3Dプリンタ MetalXへの対応
③計測結果をレポート出力
添付資料:「Bkacksmith」の自動プロセス
①プリンタのキャリブレーション
最適な測定結果を得る為に、専用のキャリブレーションボードをセットし、X7内臓のレーザーマイクロメーターを使用して校正を行います。
②造形
専用ソフトウェアEigerで「Blacksmith」機能をオンにし、従来通り積層造形を行います。
③3Dスキャンによる計測
積層造形中に3Dスキャンを実施し、非破壊検査やCTスキャンでしか測定が出来ない部品内部の測定が可能になります。
④スキャンデータと設計データを比較
レーザーで計測されたデータが専用ソフトウェアEigerに送信され、計測したスキャンデータと設計データ(.stl)の偏差をカラーマップで表示します。
Closed Loop Fabrication
「Blacksmith」はこれまで外部の検査システムを使用して行っていた検査作業から積層造形迄をプリンタ1台で可能にします。