CASESTUDY 導入事例
製造業自動車
ロボットハンドから治具まで幅広く適用
小島プレス工業株式会社(日本)
2023.12.12 更新
ロボットハンドから治具まで幅広く適用|小島プレス工業株式会社
トヨタ自動車Tier1 大手自動車部品メーカー
小島プレス工業株式会社は、創業85年を迎える大手自動車部品メーカーです。グループ会社を含め従業員数7500人を超え日本のみならず、米国/タイ/中国/ヨーロッパにも拠点を構えており、グループ各社のサプライチェーンを活かした高い供給力で『開発から生産まで一括対応』ができる事業を展開しています。
同社は主に内装部品、エンジン部品、外装部品を設計、生産しており、近年グローバル化が進み競争が激化している中、より安価で精度の良いものづくりが求められています。EV化やシステム化など目まぐるしく変革する自動車業界で競争力を高めるためQCDを元に、より安価で精度の良いスピーディーなものづくりにチャレンジし続けています。
ソリューション
不織布といわれるシールを手作業で貼り付ける作業がありましたが、不織布シールの枚数が増加すると多くの時間を費やしてしまので、省人化のためにロボットを使用した自動化を進めています。
従来はロボットハンドを金属材料で製作していましたが、重量の課題等でロボットの仕様がオーバースペックになり、設備費が高騰していました。そこでMarkforged(マークフォージド)社製3Dプリンタを活用し、ロボットハンドの製作を実施しました。Markforged(マークフォージド)社製3Dプリンタを使用することにより、ロボットハンドの強度を落とすことなく軽量化に成功し、
大幅な設備投資の低減化を実現しました。
また、ロボットハンドの製作費についても従来の機械加工品と比較して3Dプリンタ製ロボットハンドの部品製作費用は67%の低減化に成功しました。
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