株式会社データ・デザイン Markforged|カーボン/金属対応3Dプリンタ

Markforged

導入事例

MENU

CASESTUDY 導入事例

製造業

純銅の工具冷却器(ツールクーラー)

PTZ 社

2022.02.28 更新

Artec Leo

ザクセン州に拠点を置くPTZ Prototypenzentrum GmbH社は、20年以上にわたり、さまざまな業界や顧客のために、金属やプラスチックで試作を製造してきました。
同社はいくつか3Dプリンタを使用していましたが、Markforged(マークフォージド)社の Metal X(メタルX)に出会うまでは、最適な金属3Dプリンタを常に模索しているような状況でした。

このツールクーラーは、もともとアルミの削り出しで製作されており、このツールの役割は、切削工具を入れ、工具の冷却をする事です。これは高精度なフライスでは、よくある仕組みで、導電性の高いクーラーであればあるほど、より早く工具を組み替えることができます。アルミの削り出しバージョンは簡単に製造はできたが、熱伝導率が低く、PTZ社が望むサイクルタイムを達成できていませんでした。そこでまずPTZ社は、レーザー溶融技術を使って、 AlSi10Mg合金からより高性能なデザインを作り出そうとしました。しかし、新しいデザインは冷却媒体に耐えられず、この方法は非常に高価であまり現実的ではありませんでした。

Markforged社のCopper(銅)は、PTZ社のかかえる問題を解決するのに最適案でした。新しいデザインは、従来の方法では中々製造出来ませんでしたが、 Metal Xは、いとも簡単に製造しました。Metal Xで製造された、この新しいツールクーラーは、冷却媒体に耐え、従来のデザインよりも38%速く冷却することができました。また、2台のCNCマシンで1日におよそ40回の工具交換のサイクルタイムを削減する事で、年間で111時間の節約になります。平均的な機械の時給を考えると、機械の使用時間だけで年間6,993ドルの節約になります。最低限のコストと最高の性能を兼ね備えた素材を提供するMarkforged社の技術は、このツールクーラーにとって唯一のソリューションでした。チームは、Markforged Copperを使って、自動車機器の電子技術部品を開発する予定です。


パーツ:ツールクーラー
所在地:ドイツ ザクセン州
マテリアル:銅
アプリケーション:ツーリング/治工具
プリンター:Markforged MetalX


※引用サイト:https://markforged.com/additive-manufacturing-movement/ptz-tool-cooler
※株式会社データ・デザインで翻訳しております。
※株式会社データ・デザインはMarkforged社の国内正規販売代理店です。



CONTACT 問い合わせ