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製造業

難燃性の材料で航空機部品を造形 (コックピットコンソール)

Hangar One Avionics 社

2021.12.13 更新

Artec Leo

Hangar One Avionics 社は、サンディエゴを拠点とする航空メンテナンスの会社です。この会社は、エアバス・ヘリコプター、ベル、セスナ、MDなどの機体で、世界中の顧客を含む多くの機関や特殊任務機の製造/メンテナンスを専門としています。 Hangar One Avionics 社の顧客の多くは、コックピットの安全性や利便性を向上させるために、少量生産や1回限りのカスタムパーツを必要としています。このような部品を作るために、当社は航空機業界で多く使用される素材を使い、機械加工で製造することが多かったのですが、これは時間のかかる製造方法であり、結果的に廃棄する素材は65%にもなってしまい、非常に歩留まりが悪く、非効率的でした。
Hangar One Avionics 社は、セスナの固定翼機に搭載するセンターコンソール
(操縦席と副操縦席の間に設置する部品)を製造する依頼がありました。この際に、時間とコストのかかる機械加工を行う代わりに、Markforged(マークフォージド)社製 X7を使用しました。その結果、記録的な速さでコンソールが製造出来ただけでなく、2つのカップホルダー、パイロットのキーボード用のニッチ、ハンドコントローラとUSB充電器のための切断部など、さらなるカスタマイズが加えられました。 このコンソールとその追加機能は、UL94V-0認定の難燃性ナイロンに短繊維のカーボンファイバーを充填したOnyx FRを使用して造形されました。従来の方法ではなくMarkforgedを採用したことで、製造の時間が大幅に短縮され、他の重要な作業に集中できるようになりました。 Markforged 社が航空宇宙産業の支援拡大に力を入れ始めて以来、Hangar One 社の機械加工部門の責任者であるMatthew Roth氏は、Markforged社の動向を常に確認をしてきました。Matthew Roth氏は、Onyx FRやCarbon Fiber FRなど、同社の最新のリリースに加え、Markforged 社が現在取り組んでいる、3Dプリンタと航空宇宙向け材料のNCAMP(National Center for Advanced Materials Performance)認定の取得にも強い関心を寄せているという。「NCAMPの認定を受けることで、トレーサビリティを確保し、試験や承認を迅速に行うことができ、お客様に付加価値を提供する方法が増えました。」とMatthew Roth 氏は述べております。

3Dプリンタを使用する最大のメリットは、部品を製造する為の実労働時間を減少出来る事です。空いた時間が増えれば増えるほど、部品の追加設計やデザインに集中できるからです。
– Matthew Roth 氏 Hangar One 社機械加工責任者

パーツネーム:コックピットのコンソール
業種:航空業界
アプリケーション:最終製品
所在地:アメリカ カリフォルニア州
プリンター:Markforged X7
マテリアル:Onyx FR/Carbon Fiber


※引用サイト:https://markforged.com/jp/resources/application-spotlights/hangar-one-avionics-cockpit-console-and-cupholders
※株式会社データ・デザインで翻訳しております。
※株式会社データ・デザインはMarkforged社の国内正規販売代理店です。



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