NEWS & COLUMN お知らせ&コラム

お知らせ 製品情報 2025.12.01 更新

Geomagic DesignX 2025.1 最新情報

Geomagic DesignX 最新バージョン【2025.1】がリリースされました。新機能や改善点の詳細は、以下をご確認ください

シュリンクラップ 【DX-Plus】【DX-Pro】

スキャンデータの内部にノイズや不要な情報が含まれている場合は、「シュリンクラップ」を使うことで、水密メッシュを作成する際に内部の細かい不要データを自動的に削除できます。

このツールは、外殻の表面を基準に複数のメッシュを統合し、1つの水密メッシュを生成します。ギャップや穴などの問題を自動で修復し、作業に不要な内部構造も除去します。
これにより、形状をシンプルにし、手作業を減らすことでスキャンデータの処理が効率化され、リバースエンジニアリング、製品設計、シェル加工、3Dプリントがスムーズに進められます。

※ [バッチプロセス] でも [シュリンクラップ] はサポートされています。

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スキャンデータ処理

間引きの強化

【間引き】コマンドのパフォーマンスと品質が向上しました。
よりシャープなポリゴンを生成できるようになり、間引き処理の演算時間も短縮されています。

間引きの最適化

従来は、間引き処理後のメッシュデータでエッジ形状が崩れることがありましたが、今回の最適化により、間引き後もエッジ形状を維持できるようになりました。
特に、3Dプリンタ造形用のメッシュデータに対して、設計意図に沿った結果を生成できるようになります。

間引き処理の高速化

【間引き】機能では、パフォーマンス向上のためアルゴリズムを最適化しました。メッシュデータと間引きパラメータに応じて、処理速度が従来比で2倍から最大4倍に向上しています。
この最適化は【間引き】だけでなく、【スマートブラシ】や【パッチプロセス】のワークフローにも適用されています。

間引きアルゴリズム

水密メッシュ生成の欠陥を無くし、設定したポリゴンフェース点群の成できるように間引きアルゴリズムを更新しました。

縮小率オプション

縮小率オプションは「残る割合」に変更され、間引き後に残る点群の量が分かりやすくなりました。残す割合に20%を設定する場合、間引き計算後のメッシュは元データ量の20%を残る状態となります。

平均メッシュプレビューの改善 【DX-Pro】

【パターンターゲットを整列】と【円形ターゲットパターン】オプションから平均メッシュを生成すると、選択したターゲット要素の回転軸と方向(赤枠部分)が画面に表示されます。これにより、プレビューに軸とその回転方向の逆が表示されるケースを防止し、より正確な平均メッシュ結果を確保します。

スキャンデータ処理のパフォーマンス向上

以下のコマンドでパフォーマンスが大幅に向上されました

・グローバルリメッシュ(最大 ~3 倍向上)
・法線情報ウィザード(最大 ~4 倍向上)【DX-Pro】
・境界編集 (コマンド終了時に最大 ~1.5 倍向上)【DX-Plus】【DX-Pro】

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フィーチャーモデリング

パターンコマンド

各種【パターン】コマンドにフェースオプションを追加しました。この機能では、作成したポケットや構造物に対して複製したいフェースをすべて選択し、複製の方向と要素数を設定することで、同じ形状を他の箇所に簡単に複製できます。

・線形パターン【DX-Plus】【DX-Pro】
・円形パターン【DX-Plus】【DX-Pro】
・曲線形パターン【DX-Pro】
・ミラー【DX-Plus】【DX-Pro】

ボディパターン作成のすべてのパラメーターは、フェースの【パターン】作成でもサポートされます。
※フェースの【パターン】はLiveTransferではサポートされていません。

ブーリアンコマンドに「ツールとターゲットボディを保持」を追加

「ツールボディを保持」 と 「ターゲットボディを保持」 が [ブーリアン] コマンドに追加されました。これらのオプションを使用すると [合成]、[カット]または [交差] 方法を使用するときにツールボディやターゲットボディを保持でき、オリジナルを事前に手動でコピーしておく必要がなくなります。
例として、ツールとターゲットの維持を設定する場合、ブーリアン(カット)の実行後、すべての要素が維持されます。

合成/カット結果オペレータのターゲットボディ選択

「結果オペレータ」 の [合成] と [カット] を使用する際の柔軟性が向上しました。結果オペレータは既存のすべてのボディに適用するか、 特定のターゲットボディを選択して適用できます。

サポートされるコマンド
■ブーリアン
・ソリッドツール: 押し出し、回転、ロフト、スイープ
・サーフェースツール: 押し出し、回転、ロフト、スイープ、サーフェース厚み付け【DX-Plus】【DX-Pro】
・モデリングウィザード: ソリッド幾何形状、サーフェース幾何形状、押し出しウィザード【DX-Pro】、回転ウィザード【DX-Pro】 、スイープウィザード 【DX-Pro】、ロフトウィザード【DX-Pro】、パイプウィザード【DX-Pro】
モデリング機能: 線形パターン【DX-Plus】【DX-Pro】 、円形パターン【DX-Plus】【DX-Pro】、曲線パターン【DX-Pro】
※SOLIDWORKSのみ、結果オペレータ結果の LiveTransfer 転送が可能です。

3Dポリラインの強化【DX-Pro】

[3D ポリライン] ツールでは、制御、編集、出力オプションが改善され、より直汎用性の高い曲線作成が可能になりました。

3Dポリラインの改善

従来は、制御点に半径値を追加する際、設定パラメータ欄で数値を入力する必要がありましたが、最新版ではスケッチ描画と同様に画面上で半径値を直接調整できます。
さらに、ポリラインの制御点の移動や削除が可能になり、[元に戻す]と[やり直し]操作にも対応しました。半径値が制限を超えた場合は、フィードバックをポップアップで表示します。
モデルビューでは、ノード点の選択・移動・削除、半径値のインタラクティブな調整が可能になり、テキストの読みやすさと半径表示も改善されました。

モデリング統合

作成した[3D ポリライン]の直線セグメントは、他コマンドでの[方向ベクトル]として使用できるようになりました。

マウスヘルプの更新

3Dポリラインのコマンドを利用する際にマウスヘルプを開くと、3Dスプラインに関するマウスの操作方法が表示されます。

3DポリラインのLiveTransferサポート

[3D ポリライン] はLiveTransferを介して CAD システムとの相互運用性を向上させました。

サポートされる CAD のバージョン

・SOLIDWORKS (すべてのバージョン)
・Inventor(すべてのバージョン)
・NX
・NX1953 シリーズ
・NX1926 シリーズ
・NX1899 シリーズ
・NX1872 シリーズ
・NX1847 シリーズ

※3DポリラインはCreoおよびAutoCADではサポートされません。

3Dポリラインの出力

[3D ポリライン] は以下の形式の出力をサポートします

・DXF
・CATIA
・ACIS
・Parasolid
・IGES
・STEP

※点座標(X、Y、Z)と半径値を出力するには、.TXT または .CSV 形式を使用します。

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モデリングウィザード

パイプウィザードの改善【DX-Pro】

[パイプウィザード] は、不完全なスキャンデータから、より正確なパイプモデリングを作成出来るように大幅に改善されました。

フィッテング強度設定の追加

【パイプウィザード】に「フィッテング強度」の設定が追加されました。フィッティング強度の感度は低い値を設定する場合、拘束条件を配慮し、フィーチャーモデリングに近い形状を作成することが可能です。

UI/UX と選択処理の改善

[パイプウィザード] のUI/UXと選択処理の柔軟性が改善されています。ステップを移動しても、選択内容が保持されます。これによりスプラインノードをすべてのビューポートで調整し、正確にインタラクティブ制御ができます。

※この改善は、[スイープウィザード]にも適用されました。

入力処理の改善

パイプウィザードでポリ頂点を作成する場合に、正確な形状を作成しにくい状況がありした。最新版ではポリ頂点からパイプ形状を作成する際に、より正確な形状が作成できるようになります。

スイープウィザードの改善【DX-Pro】

[直線 / 円弧を使用] オプションを使用してスイープフィーチャを作成すると、パスが 3D ポリラインとして出力され、編集と管理が簡単になります。

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サーフェシング

サーフェースパッチをフィットの改善【DX-Pro】

[サーフェースパッチをフィット] は、ターゲットのパッチネットワークに、スキャンデータの穴を維持し、より正確にフィットするようコマンドが改善されました。また、サーフェスフィッティングの処理速度が最大 2 倍向上しました。

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LiveTransfer

LiveTransfer は、次の CAD ソフトウェアの最新のバージョンで利用できるようになりました

・SOLIDWORKS 2025
・Creo 12
・Inventor 2026

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UI/UX

押し出しウィザードオプションの改善【DX-Pro】

[結果オペレータ]、[押し出しウィザード] のサブチェックボックスが、「方法」ドロップダウンリストになり、[距離] か[最後のフィーチャまで]のいずれかの方法から選択 できるようになりました。
これは、[結果オペレータ]オプション内のターゲットボディの選択オプションと、押し 出し深度を定義するオプションとの混乱を防ぐためです。

測定器直接制御のデフォルトアイコンを追加

リボンバーに、スキャナメーカーのロゴの代わりに 測定器直接制御専用のアイコンが追加されました。これにより、サポートされているスキャナが明確になります。

領域の色を変更

メッシュの色と同じ色がデフォルトで適用さることがなくなり、領域ごとに色を割り当て変更できるようになりました。

ツールバー表示とレイアウトリセット

リボンバーの [ツールバーの表示] で簡単に表示または非表示、 [レイアウトのリセット] でレイアウトをデフォルトにリセットし、ツールバーの位置を復元することができます。

3Dマウスの改善点

Geomagic Design X の3Dマウスは、小刻みな震え、グラフィックの明滅、選択モードの正確さ、解像度処理の解消および改善により、より安定した信頼性の高い操作性を実現します。

モデルツリーノード名を変更

モデルツリーのフィーチャ 名を、右クリックメニューで変更できるようになりました。

環境設定の拡張

Hexagon および Faroプラグインが[環境設定]の[測定器直接制御]リストに表示されるようになりました。測定器直接制御は Geomagic Design X Goで有効にでき、LiveCapture は Geomagic Design X Plusで利用できます。

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ファイル入出力

読み込み/出力ファイル形式追加

次のファイル形式の読み込みと出力がサポートされるようになりました

・Faro Scene7ファイル形式の読み込み
・法線を使用したポイントデータのe57 ファイルの読み込みと出力
※法線を含むE57ファイルを出力および読み込みに対応し、 Geomagic Control X とGeomagic Design X 間で共有できるようになりました。

サポートする最新のCADバージョンの更新【DX-Pro】

以下の CAD バージョンに読み込みが拡張されました

・CATIA V5: R8 to V5-6 R2025 (以前は R8 から V5-6 R2024)
・Inventor: .ipt (V6–V2025), .iam (V11–V2025)
・NX: 11–NX 2412 (以前は 11-NX 2406)
・Parasolid: 9.0–37.0.x (以前は 9.0-37.0.118)
・Pro/E or Creo: 16–Creo 11.0
・SOLIDWORKS: 98–2025
このアップデートにより、CADの最新のバージョンと互換性が維持されるため、スムーズなデータ交換が可能です。

読み込み拡張

・コマンドプロンプトからのバッチ読み込み: 複数のファイルをコマンドプロンプトで読み込み、スキャンソフトウェアとの統合が可能になりました。
・マイクロメートル単位修正: マイクロメートル単位でデータを読み込みする際の問題を修正しました。
・パフォーマンスの改善: Geomagic Control X(.CXProj)ファイルとカラーマップの読み込みがより高速で効率的になりました。

出力拡張

・参照幾何形状の CAD 形式出力: 参照幾何形状をSTEP (.stp)、IGES (.igs)、ACIS テキスト (.sat)【DX-Pro】、およびACIS バイナリ【DX-Pro】 (.sab) 形式で出力できます。
・PDF変換: PDF に変換しても、複数ボディ構造が保持されます。

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その他の改善点

Windowsユーザー権限

新しいGeomagic Design X および Geomagic Control X を実行するために必要な最小限のWindowsユーザー権限についての記事がソフトウェアサポートサイトに公開されました: https://support.geomagic.com/s/article/Required-user-permissions-for-Design-X-Control-X

ユーザーは、指定したディレクトリ(すべてのサブフォルダを含む)にアクセスできる必要があるため、ウイルス対策ソフトやエンドポイントセキュリティソフトウェアでホワイトリストに指定されたディレクトリを追加することをお勧めします。

自動更新無効(サイレントインストール)

サイレントインストール中、コマンドラインで自動アップデートを無効化できるようになりました。これにより組織全体で一貫したソフトウェアバージョンを維持し、意図しないアップデートを防止することができます。

教育機関及び学生用の Geomagic Design X

教育用ライセンスで有効化した場合、「教育用」の表示がモデルビューに自動で追加されます。

※教育用ライセンスを使用したアプリケーションで保存したファイルを別のライセンスタイプで開いた場合、警告メッセージが表示され、ファイルをロードできません。

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