LINE UP 製品詳細
ControlX 2024.1最新情報
PRODUCT FEATURES 製品特徴
Geomagic ControlX の最新バージョン「Geomagic ControlX2024.1」がリリースされました。
詳細は以下をご覧ください。
■目次
CADファイルの読み込み
参照データの置き換え
幾何形状のフィッティングの改善
ビジュアルスクリプト機能の改善
その他の改善
プラグイン変更
CADファイルの読み込み
ネイティブCADファイルの読み込みが更新され、以下のバージョンに対応しました。
CADアプリケーション | ファイル拡張子 | 対応バージョン | 補足 |
CATIA V5 | .catpart、.catproduct | R8 – V5-6 R2024 | 形状とPMI(.catpart) |
Creo(Pro/E) | .prt、.prt*、.asm、.asm* | Pro/E 16-Creo 10.0 | 形状とPMI(.prt、.prt.*) |
Inventor | .ipt、.iam | V11 – 2024 | 形状のみ |
NX | .prt | 11 – NX2306 | 形状とPMI |
SOLIDWORKS | .sldpt、.sldasm | 98-2024 | 形状とPMI(.sldpt、2014-2024) |
STEP | .stp、.step | AP203、AP214、AP242※ | 形状のみ |
※STEP AP242 PMは限定的にサポートされており、アドインメニューにあるプレビュー機能として利用できます。
参照データの置き換え
新たに【参照データの置換え】機能が追加されました。
参照モデルが更新可能になり、製品の開発中にCADデータの更新があった場合などに、置き換えにより検査項目を再利用することで検査の一貫性の確保や検査工数の削減が可能です。設計の変更以外にも、類似形状の検査にも対応することができます。
※この機能はProfessional版のみ使用可能です。
参照データの置換えは、以下の機能に対応しています。
自動的に検査結果が更新されない機能は、手動更新の操作が必要になる場合があります。
- 座標合わせ
※初期座標合わせ、RPS座標合わせ、変換座標合わせ、プローブ座標合わせ、ホーミング座標合わせを除く。RPS座標合わせは置換リストに表示されますが、一部置換できない場合があります。 - 3D比較
- 2D比較
- 3D GD&T
- 2D GD&T
※2D断面が作成された平面のみが置換され、断面内に作成された要素は置換されません。 - 比較点
※線形/円形/円筒/球状パターンや、カーブに沿って配置された点はサポートされていません。 - 注釈
- プロット
- 構築幾何形状
※シミュレートCMM点を除く
幾何形状のフィッティングの改善
スキャンデータに対して幾何形状をフィッティングするアルゴリズムが改善され、より正確な結果を得られるように変更されました。
また、フィットオプション内の各メソッドの名称が「最大内接」と「最小外接」に変更されました。
この改善は2D GD&Tや3D GD&Tにおける計算設定の「マテリアル」および「スペース」でも適用されます。
これまでは測定点に対して最小二乗法を利用して計算されたジオメトリを基準に、最大・最小となるジオメトリを算出していました。
今回のアルゴリズムの改善により、最小二乗法によりフィッティングした形状から繰り返し計算を行い、フィッティングゾーン内の測定点のうち法線方向に最も近い対になる点に接触する最大内接及び、法線方向に最も遠い測定点に接触する最小外接の形状を抽出するように変更されました。
各個アクションデータフローの改善
各個アクション内に配置されたデータ転送が“データ”ソケットに制限されるように変更されました。この改善により、各個アクションの“フロー”ソケットにアクションフローが接続できない不具合へ対処でき、アクションの配置や接続を明確にすることが可能になりました。
【修正前】 【修正後】
外部コマンドの実行とファイルアクションの改善
「外部コマンドの実行」アクションに、結果の値を出力するソケットが追加されました。
またファイルアクションのテンプレートに、「CSVから文字配列を読み込み(Read StringArray Form CSV)」が追加されました。CSV形式のファイルから複数の実行結果データをビジュアルスクリプト内に転送可能になりました。
これらの改善により、実行結果のデータとビジュアルスクリプトの統合が強化されました。
バージョンアップに伴うプラグイン変更
プラグインリストの変更
以下のプラグインはプラグインのリストから削除されました。これらのハードウェアのプラグインをプロービングやスキャン作業に使用する場合には、弊社にお問い合わせください。
- Geomagic Capture
- AICON
- Konika Minolta VIVID
PMT Probeプラグインの使用
安全性の問題で削除されていたPMT Probeプラグインは、問題が解決されLive Inspect内で使用可能になりました。
レガシースキャンデータフォーマットのサポート終了
以下のレガシースキャンデータファイルフォーマットのサポートはセキュリティ上の理由により終了しました。
- NextEngene(scn)
- Riegl(3dd,rxp,rsp)
- MantisVision(mpc)
- Kubit(ptc)
ESTIMATE 見積依頼
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業界最高機能を有する計測ソフトウェアを是非ご体感ください。
Geomagic Control Xは、どんな製造分野の3D検査プロセスに対してもこれまでにない使いやすさと包括的な機能を提供します。
体験版でこの革新的なソフトウェアプラットフォームを是非ご体感ください。
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