株式会社データ・デザイン Markforged|カーボン/金属対応3Dプリンタ

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コラム 2020.02.06 更新

グーリングUKがMarkforged3Dプリンターの導入を発表

グーリングUKがMarkforged3Dプリンターの導入を発表

グーリング社は切削工具全般の製造・販売を行う老舗企業で、本社は南ドイツにあります。
BMW、ジャガーランドローバー、エアバス、BAEシステムなどの大手企業に提供するためのオーダーメイドの超硬および多結晶ダイヤモンド(PCD)切削工具を専門としています。
カーリングと多結晶ダイヤモンド(PCD)切削工具の製造におけるグーリングの専門知識は、世界的に有名です。
彼らのPCDツールは、超高硬度の工業グレードのダイヤモンド切削チップを特注の硬化工具鋼本体にろう付けすることで製造されています。
グーリングUKの特別なツーリングの各部品は、オーダーメイド生産のため最初に顧客によって設計および承認される必要があります。
コンポーネントのサイズと複雑さに応じて、社内での設計、テスト、および製造に特別なツールを使用すると最大8週間かかり、設計が承認されるまでツールで作業を開始することさえできません。
量の少ない小規模メーカーは、特別なツールのコストやリードタイムを正当化できません。
「小規模な顧客への供給を検討し始めたとき、それは問題になりました」と、グーリングUKのPCD生産責任者であるアラン氏は述べています。
このため、同社は、新しい収益源を開拓し、既存の収益源のリードタイムを短縮し、小規模な顧客のタイムラインを管理するための選択肢として、積層造形を検討することになりました。

選ばれたのは、MarkforgedのMetal X

チームは3Dプリンティングを検討し、より小規模な企業をはじめとするさまざまな企業が製品やサービスにアクセスできるようにしました。
「アイデアは、プロトタイプのコストと反復サイクル時間をすぐに減らすことでした」とアラン氏は言います。
彼らはMarkforgedと協力して、ニーズに最適な3Dプリンターを見つけました。
それが、Markforged Metal Xと、顧客サンプルおよびプラントメンテナンス用のMarkforgedコンポジット3Dプリンターでした 。
その後、同社はコンポジット3Dプリンターを使用して少量の特殊ツールのプロトタイプを製造し始め、その後すぐに金属3Dプリンターに移行して機能的なツールを生産しました。
「今では、1回限りの生産部品を作成し、それを3分の1未満の時間で低コストで顧客に供給することができます」とアラン氏は言います。
Markforgedの3Dプリンターで造形されたツールは

  • 従来の前モデルよりも60%軽量
  • 75%のコスト削減 でより汎用性の高い軽量なツールをはるかに低い価格で顧客に提供
  • 生産時間を 66%削減

という結果を得ました!
これらの改善により、グーリングUKは成長を続け、より優れた製品を顧客に提供し続けています。
節約された余分な時間は、生産部品の製造に費やされます。
「Markforgedアディティブマニュファクチャリングにより、当社は未来の工場になる道を順調に進んでいます」とアラン氏は言っています。

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