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Cashco社

2021.05.19 更新

Artec Leo

会社概要

Cashco社は様々な種類の制御バルブ、レギュレータ、および蒸気制御装置を専門とする世界的な 産業用バルブメーカです。石油やガス、薬品まで、様々な業界に利用されています。Cashco社は100年以上の歴史を持ち、アメリカとドイツにオフィスがあります。
「もし施設内に配管があれば、それは我々の潜在的な顧客です。」と、Cashco社の社長Clint Rogersは言います。Cashcoの顧客の中にはDow ChemicalやVopak、Pfizerなどがあります。

課題

Cashco社は流体、圧力、温度、レベル、pHを正確かつ確実に制御する装置を製造するために、高精度の部品を必要とします。Cashco社の顧客は様々な業界の顧客がいる為、需要も様々です。原油価格が下落すると需要が 急増する事もあります。「私たちには落ち込んでいる暇はありません」とRogers氏は言います。急増する需要に対応するために、生産ライン全体で多数のロボットアームを使用しており、それぞれのロボットアームにはカスタムの工具がセットされています。高品質の製品を販売してきた長い歴史を持つCashco社では、各ロボットのカスタムツールの製作とメンテナンスを行うために、ベテランの工具製作者と職人が必要とされています。Cashco社にはすでに優秀な工具製作者がいましたが、社内で使用するための少量のカスタム工具を製作することに負担を感じ始めていました。また、専門の工具製作者を見つけるのは難しく、Rogers氏は、競争力を維持しながら顧客の需要を満たすためには、別の方法を考える必要があると感じていました。

ソリューション

Rogers氏は既にMarkforged社の代理店であるD3 Technologies社からX7を購入していました。用途としては工場で使用する高強度な少量生産の工具を作成するためです。X7は取り扱いが容易で、セットアップ作業もほぼいらない為、社内の評判が非常に高いものでした。レーザーを使ったベッドの高さ調整や造形前の自動キャリブレーション機能など、オペレーター従来行っていたセットアップの時間が実質的に解消され、工具の設計やCNCの操作など、より重要な業務の為の時間を確保することが出来るようになりました。当初、このチームの目標は、ユニバーサルロボットのカスタムハンド治具を作ることでしたが、交換時間を短縮するために、加工済み部品用の カスタムグリッドの作成へと急速に展開しました。また、このチームでは、旋盤やミル用に特注の固定治具を必要とすることが多く、従来は機械加工で多くの時間と費用を要していました。そこでX7を活用して、固定治具を造形しました。設計者は、この固定治具が十分に機能していること事を確認した後、1台の機械ではなく複数の異なる機械に使用出来るようにしました。これにより、Cashco社はX7の内製化により時間と費用を大幅に節約するだけでなく、CNCマシンの稼働率を向上させることに成功しました。
 
X7の導入は、直接的に収益を生まないカスタムツールの製作に必要な工数を90%削減するなど、あらゆる面で生産に有益な効果をもたらしています。
「3Dプリントする時間と費用で機械加工をしようとなると、到底出来ません。」とRogers氏は言います。
X7によって節約された時間は生産業務に使用され、Cashco 社はオーバーヘッドを削減する事に成功しています。
無駄な作業が削減される為、これは社員の満足度の向上に繋がっています。
Rogers氏は3Dプリンタで節約出来た費用を 労働力 に投資をしています。
「今ある才能を活用して、彼らが普段行っている仕事にもっと価値を与えることができ、そのおかげで給料を上げることも可能になりました。 」

今後の展望

設計と生産プロセスにMarkforged社製3Dプリンタを導入したことで、Cashco社は製品と製造プロセスをより良いものにすることに成功しました。そして、Rogers氏は今でも、X7を活用して会社の製品を継続的に改善しながら、職場をより楽しく、より良いものする方法を生み出し続けています。Cashco社は現在、バネの圧縮をする特殊な治具をX7で製作し、作業者の負担を軽減しています。
「弊社の機械加工分野だけでなく機械加工の下流にある部品の組み立てのスピードアップにもX7を活用しています」とRogers氏は言います。

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