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日刊工業新聞に、部品加工向けAIベースのCAMアシストツール「CAM Assist」の記事が掲載!
2025年2月21日(金)の日刊工業新聞に弊社プレスリリースが記事掲載されました。弊社がAIアシストツール「CAM Assist」の国内販売を開始し、3D技術を活用した切削加工のデジタル人材育成を支援するソリューションとして提供することを紹介する記事です。
~プレスリリース内容はこちら~
株式会社データ・デザイン(愛知県名古屋市:代表取締役 岡村隆德)は、マルチCAMプラットフォームに対応したAIアシストツール「CAM Assist」(開発元:イギリス/CloudNC社)の国内販売を2月25日(火)より開始します。当社は「3D技術によるものづくりプロセスの革新」を事業戦略とし、近年のAI技術を切削加工向けに活用することで切削現場のデジタル人材育成を支援するソリューションの1つとして本ソフトウェアを提供します。これまでに三次元曲面加工向け加工プログラムの自動化ソリューションを提供していましたが、今回は航空宇宙、造船、半導体、建設機械、エネルギーインフラなど付加価値の高い部品加工に特化したCAM自動化ソリューションとして取り扱いを始めました。本ソフトウェアによって、卓越した生産効率と持続可能性を兼ね備え、長期にわたり安定した切削加工環境を構築することを目指します。
「CAM Assist」は、データ駆動型AIと理論知識型AIを組み合わせたハイブリッドAI技術を活用し、CNC加工プログラムの生産性を向上させるために開発したソフトウェアです。CloudNC社が約10年間にわたり蓄積してきた切削加工の実績データを機械学習させた知識モデルと、物理学に基づく切削理論データを融合させることで、最適な切削加工ストラテジーをクラウド上で計算することが可能となりました。対象形状のレベルによって自動生成の対応範囲は異なりますが、ツールパス生成の主要工程を「CAM Assist」が自動で生成し、CAMオペレーターの補完でさらに完成度を高めます。そして「CAM Assist」は、マルチCAMプラットフォームを実現しており、現在のところ、Siemens NX、MasterCAM、AutodeskFusionに対応しており、今後対応CAMソフトウェアを拡張していきます。ライセンス形態はサブスクリプション方式となり、1つのユーザーアカウントで複数のCAMを自由に選択して使用することが出来ます。
~CAM Assistの主な機能~
・2軸、2.5軸、3軸の切削ツールパスの自動生成
・材料に応じた切削条件の自動算出
・ロット毎の加工コスト予測
・加工治具の簡単/高速生成
~CAM Assist販売価格(税抜価格)~
・CAM Assist Job Shop(3ユーザー)
⇒初年度:300万円、次年度以降:240万円
・CAM Assist Basic(1ユーザー)
⇒初年度:130万円、次年度以降:100万円
※記事内に「データ・デザインが日本語化した。」という記載がありますが、こちらは対応予定となり2025年2月25日(火)現在では日本語化は完了していません。
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