Formlabs社は、Form 4/4Lで造形したパーツを素早く二次硬化することが出来る、新たな大容量二次硬化装置 「Form Cure L V2」のリリースを発表しました。

Form Cure L V2ほとんどのパーツの二次硬化を 60 秒以内に完了させることが出来ます。 Form Cure L V2 は、従来よりも二次硬化工程をさらに迅速・簡単・効率的に行えます。

二次硬化はSLA光造形の後処理として欠かせない重要な工程の一つです。多くのレジンは、二次硬化によって寸法精度や機械的特性を発揮することが出来る為、非常に重要です。特に生体適合性材料の場合、規制当局が定める安全基準を満たすため、二次硬化は必須の工程となっています。

Form Cure L V2は、5倍のUV光パワー を搭載することで、これまでにない短時間での二次硬化と、より高い品質の仕上がりを両立します。

Form CureL V2は45種類以上のFormlabs材料に対応した熱と波長405nmのUV光を正確に組み合わせたプリセットを搭載しています。スタンダードレジンならわずか60秒、エンジニアリングレジンでも15分以内で二次硬化が完了し、後処理時間を大幅に短縮できます。

また、デザイン面でも大きく進化しています。
前世代機と比べて、二次硬化可能な造形サイズを 最大19％拡大 しつつ、本体の設置面積は 26％縮小しています。
最大 353 × 196 × 365 mm の造形品を、404 mmのガラス製ターンテーブルに載せて効率よく二次硬化することができます。

Formlabs社は、ユーザーがアイデアを確実に形にできるよう、SLA光造形のワークフロー全体をわかりやすく、直感的に進められるツールづくりに取り組んでいます。
今回の Form Cure L V2 のリリースにより、後処理の時間を大幅に短縮しながら、効率的に最高レベルの機械的性能を引き出せる環境が整いました。

Form CureL V2の詳細についてはこちらをご覧ください。