CADデータの待ち時間を「数日間」から「ゼロ」へ
Mayco International(メイコ・インターナショナル)
2026.01.30 更新

自動車部品メーカー Mayco International が実現した、全社規模のデータ民主化
世界9カ国に43の拠点を構える大手自動車部品サプライヤー、Mayco International(メイコ・インターナショナル)。同社は「SpinFire Insight」を導入することで、製造業が長年抱えてきた「CADライセンスを持たない部門のデータアクセス」という難題を解決しました。
【背景と課題】
同社では、購買、見積、生産管理など、設計以外の多くの部門でCADデータの閲覧が必要とされていました。しかし、そこには大きな障壁がありました。
マルチCAD環境の悩み
顧客ごとにCatia、NX、Pro/E、AutoCADなど使用するツールが異なり、その都度高価なライセンスや専用ビューワーを導入するのは現実的ではありませんでした。
「待ち時間」の常態化
データを見たい担当者は、設計チームに「スクリーンショットを送ってほしい」と依頼していましたが、このやり取りだけで3日〜6日もの待機時間が発生し、迅速な意思決定を阻んでいました。
IT部門の負担
CADアクセスに関するサポートチケットは月に20件以上にのぼり、ITリソースを圧迫していました。
【解決策】
SpinFire Insightは、Mayco社が抱えていた課題を解決する理想的なソリューションでした。SpinFire Insightは、あらゆる主要フォーマットの2Dおよび3D CADデータを表示、マークアップ、そして完全に分析する手段を提供します。
「様々なCADアプリケーションやCADビューアのフローティングライセンスをも追加することもできましたが、拡張性がありませんでした」と語ります。
「また、ほとんどのビューアは基本的なマークアップやファイル変換機能を備えておらず、ワークフローのボトルネックになっていたでしょう。計算したところ、SpinFire Insightのエンタープライズ版を導入することが、コスト面で非常に良い選択だと分かりました。」
Mayco社は、全社員がどんなCAD形式でも開ける環境を作るため、SpinFire Insightを全社標準のツールとしてPCにプリインストールする決定を下しました。
「ユーザーはCatiaだろうがNXだろうが、ファイルをクリックするだけ。何もしなくてもSpinFireで開く。ユーザーがツールの存在を意識しなくていい、これこそが最高のツールです」 —— Ted Lukiewski氏(Mayco ITディレクター)
【導入の成果】
アクセス待ち時間の「即時解消」
これまで最長6日間かかっていたデータ確認が、クリックした瞬間に完了するようになりました。これにより、プログラムマネージャーや見積担当者は即座に判断を下せるようになりました。
部門を超えた活用
当初は想定していなかった人事部や安全管理部門でも、設備レイアウトの確認などで活用が始まり、組織全体のデジタル活用能力が底上げされました。
将来の変化に強い基盤に
顧客やサプライヤーが将来どのCADソフトを採用したとしても、SpinFireがあれば確実に対応できるという安心感を手に入れました。