Dyeformerは、PA12部品に最適な温度や流量、処理時間があらかじめ設定されています。初めに設定を終えたら、部品を入れてスタートボタンを押すだけで、あとはシステムが自動で作業を行います。1時間後に処理が完了すると、システムが音で通知、そのタイミングで部品を取り出し、自然乾燥させれば完了です。

タンクの内寸は495 x 292 x 152 mmの大容量を実現し、大きな部品も無理なく染色できます。小さな部品は、標準のステンレス製バスケットを用いたり、XLサイズのステンレス製バスケットはその倍の容量を備えており、サイズは432 x 241 x 152 mm。これで、一度にもっと多くの部品を染色できます。

独自の3DC Dyefomer染料が水と混ぜられ、正確な温度に加熱されます。この温度がポリマーの繊維をほぐし、染料をしっかりと吸収させます。処理が完了した後、部品を乾燥すると、染料はポリマー内に残ります。また、9種類のカラーからお好きな色を選んで、PowderやResin部品を染めることができます。染料は無毒で、最大24時間再利用が可能です。