Geomagic for SOLIDWORKS V2021リリース情報

Geomagic for SOLIDWORKS V2021 がリリースされました。

– Geomagic for SOLIDWORKS V2021.0.0 インストーラ

Geo4SW-2021.0.0.zip

– Geomagic for SOLIDWORKS V2021.0.0 リリースノート

Geo4SW_ReleaseNotes_v2021.0.0.pdf

 

(1) 点群を使ったワークフロー

点群に対して直接モデリングを行う為のいくつかの機能が追加されました。


(1.1) 断面の抽出

メッシュ化せずに点群データのまま断面を抽出できるようになりました。
これによりメッシュ化する時間を省略します。
特に長距離レーザースキャナの点群データに対して非常に効果的です。

◆操作方法
1.平面を選択し、抽出したい断面までオフセットします。

 

2.断面の厚みを設定します。点群に対しては0mmの断面だと形状を抽出できません。

3.実行すると設定した厚みに対する断面線が表示されます。
この断面線を使用しスケッチを作成することが可能です。


(1.2) 参照形状の作成

点群を選択し、参照幾何形状を作成することが出来るようになりました。
作成できる幾何形状はメッシュからの作成と同様に平面・軸・点の3種類となります。

1.参照平面の場合
選択箇所についての平均平面を作成します。

2.参照軸の場合
円柱もしくは円錐を選択し、中心軸を抽出します。

3.参照点の場合
クリックで選択した点に参照点を作成します。
複数点を一度にピックし作成が可能です。


(1.3) ウィザード機能

選択した点群を参照し、押し出し形状や円筒形状などを半自動でモデリングします。

◆操作方法
1.下図より作成したいモデル形状を選択します。今回は円錐形状を選択します。

2.点群を選択し実行することでソリッドボディを作成します。


(1.4) 偏差解析

作成したフィーチャとの偏差解析を行うことが可能です。

◆操作方法
1.偏差確認を行いたいソリッドボディを選択します。

2.詳細プレビューをクリックすることで偏差マップの表示に切り替わります。

(2) モデリングワークフロー改善


(2.1) スプラインスケッチ機能の追加

メッシュ上の任意の位置でスプラインを作成する機能が追加されました。

メッシュ上をピックしていくことでスプラインを作成します

作成したスプラインでサーフェースを作成することが可能です。


(2.2) スイープウィザード機能の追加

自動モデリング機能にスイープ形状が追加されました。
尚、本機能はメッシュデータにのみ対応しております。

スイープを作成したい箇所のポリゴンを選択し実行することでソリッドボディを作成します。


(2.3) 選択ツールの追加

塗りつぶし選択ツールが追加されました。
ひと塊の3Dデータを全選択する選択方法で、メッシュであればポリゴンの繋がりがある箇所全てを、点群であれば定められた閾値内の距離で構成された点群全てを選択します。
メッシュや点群を選択する必要がある機能に下図のようなアイコンが追加され、塗りつぶし選択を選択できるようになります。

 

(3) ライセンスシステムの更新

V2019より実装されたライセンス管理システムが更新され下記の機能が追加されました。


(3.1) フローティングネットワークライセンスの借用

ユーザーが一時的にライセンスを借用する事が可能になります。
借用ライセンスの有効期限は7日間となっており、7日間を超えると自動的にライセンスは返却されます。
※フローティング(ネットワーク)ライセンスのみ利用できます。

◆操作方法
1.ライセンスユーティリティを起動します。

2.下図、矢印アイコンをクリックしライセンスを借用します。

3.有効期限より前にライセンスを返却する必要がある場合は、返却矢印アイコンをクリックします。


(3.2) 仮想環境のサポート

下記要件を満たしている場合は仮想環境下での使用が可能になります。

サポートされているオペレーティングシステム

Windows Server 2019(NT 10.0)
Windows Server 2016(NT 10.0)
Windows 10.0
Windows Server 2012 R2(NT 6.3)
Windows 8.1(NT 6.3)
Windows Server 2012(NT 6.2)
Windows 8(NT 6.2)
Windows Server 2008 R2(NT 6.1)
Windows 7(NT 6.1)

ハードウェア:

  • CPU:最小2Ghzクロック速度
  • 6GB RAM
  • ディスク100GB

ライセンスシステムであるCimLMは、次の仮想環境をサポートします。

  • VMware
  • Oracle VirtualBox
  • Hyper-V

(3.3) 複数ドングルのライセンスサポート

その他のGeomagic製品(GeomagicDesignXやGeomagicControlXなど)の複数のドングルを一台のPCに複数接続したまま使用する事が出来るようになります。