GeomagicControlX2018.0.0 新機能

スキャンデータからCADモデルへフィードバック

3D計測・自動化プラットフォーム「Geomagic ControlX」の最新バージョンV2018がリリースされました。
今回のバージョンアップにより、エアフォイル解析や2Dツイスト解析などの新比較機能が追加されております。
新機能、改善点の詳細につきましては下記からご覧ください。

■ 新比較機能の追加
■ その他追加機能
■ 改善項目

新比較機能の追加


偏差位置

【比較】タブ【比較】グループに新しく【偏差位置】が追加されました。
この機能は、表面の摩耗やへこみ、表面上などの修正箇所をツールが検出し、解析するコマンドです。
自動測定により、迅速な一括検査が可能です。


エアフォイル解析

【比較】タブ【比較】グループに新しく【エアフォイル解析】が追加されました。
タービン、ブリスク、ブリング、ブレードなど、いずれの対象物でも高速かつ直感的に測定します。
この機能は、CADデータとスキャンデータ間のエアフォイルプロファイルの主要要素の偏差解析が可能です。


2Dツイスト解析

【比較】タブ【比較】グループに新しく【2Dツイスト解析】が追加されました。
この機能は、CADデータと測定データの断面プロファイル間のツイスト角の偏差解析が可能です。

その他追加機能


スキャンプロセス機能

新しい【スキャンプロセス】ツールを使用して、スキャンデータの自動処理が可能となります。スキャン同士の位置合わせ、合成、不要部分の削除、その他検査前に必要な処理手順を設定し、自動処理を行なうことが可能です。
スキャンプロセスツールはスキャンの後処理として必要な操作をまとめて実行することができるため、手動で毎回各処理を実行することなく、検査に必要なデータを素早く準備することができます。


新しいプローブ位置

【プローブ位置】ツールは、LiveInspect実行中にプロ―ピングデバイスのプローブ中心の位置をレポートします。このツールを使用し座標合わせやプローブ位置を確認して検査フローを完成することができます。確認した座標は比較点として残し、後で利用することも可能です。


新しいユーザープロファイル

ユーザープロファイルの切り替えによって、ユーザーインターフェースを素早くカスタマイズすることが可能です。必要に応じてユーザー固有のインターフェース設定を作成することで、作業環境に適したインターフェースを使用することができます。


新しい計測基準

【計測】ツールが新しく追加され、計測基準のカスタマイズが可能となりました。上方向、注釈のスタイル、公差や測定方法、検査レポートのプロパティなどをカスタマイズすることが可能です。更に標準規格が提供され、ISOやANSI測定規格に従うことができます。

改善項目


ペアリングマネージャ

ペアリングマネージャーツールの改善により、測定データのペア形状を検出する際の座標合わせ条件を明確にすることができます。異なる検索条件を簡単に管理するために、要素はグループにまとめることが可能です。更に、ユーザーインターフェースはペア結果が分かりやすいように改善されました。


CADファイルのテセレート

新しいCADテセレートオプションが読み込み機能に追加され、CADファイルの読み込み時にメッシュに変換することが可能です。テセレートされたCADファイルは測定データとして利用し、検査プロジェクトで様々な目的で利用することができます。


測定データの置き換え

新たに【既存測定データに位置合わせ】オプションが測定データの置き換えツールに追加され、測定データへの位置合わせツールに素早くアクセスできます。


ディスプレイ設定

システム原点に表示されるグローバル座標系の表示切替がディスプレイペインで行えます。


ファイルの読み込み

新しく.WRPとGEODOCファイル形式が追加されました。
(※現在は参照と基準データのみ読み込みが可能)
下記表は、読み込み可能なCADファイル形式の更新された情報です。


モデルマネージャ 測定データのグループ化

結果データタブの測定データがモデルマネージャでグループとして管理できます。


モデルマネージャの構築幾何形状

構築幾何形状はモデルマネージャで要素のグループ別に管理されます。さらにアイコンの変更と要素のグループかによって異なる種類の形状を判別しやすくなりました。


形状のペアリング/アンペアリング

モデルマネージャから直接構築幾何形状のペアとペアの解除ができるようになりました。



パフォーマンスの向上

コアアルゴリズムおよびプログラムアーキテクチャの改善とアップデートによって、全体的なパフォーマンス向上が望めます。下記機能では特に改善の影響を感じることができます。

・スキャンペアの検索
・ベストフィット座標合わせ
・3D比較
・点群の操作