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顔面麻痺の症状をArtec Evaでアートに昇華 | 2020.03.16

2020.03.16 更新

Artec Leo

顔面神経麻痺は、世の中の1.5%の人々に影響を及ぼす症状です。多くの場合、顔の片側で起こるこの喪失は、出生時から存在するか、あるいは後年に起こります。
脳卒中や腫瘍の結果、または病気や怪我の副作用などがその原因になります。症状が消えることも、永続的に続くこともあります。
顔面神経麻痺は、患者と他者との交流に影響を与えることが多く、他人からどのように受け取られるかという部分に影響を及ぼす場合があります。
そんなネガティブでタブー視されがちな話題を、アートに昇華する試みが行われました。
コンテンポラリーアーティストのヴィック・マキューアンが、顔面麻痺の人物の表情に何が起こっているのかをArtec Evaでスキャンし、顔面麻痺の背後にある芸術と感情について焦点を当てました。
Artec Evaで顔をスキャンし、 スピーディな3Dモデルを作成するソフトウェアArtec Studioで データがリアルタイムで処理されます。
その横で、3Dプリンターが動き出し、プリント面を次々と回転させながら、3Dモデルを高速で作成します。
各プリントには約6時間かかり、110種類のスキントーンを使用して、個人の正確なパントーンカラーを一致させていきます。
作品の中においても、多様性を表現していきます。マキューアンは、以前の作品のいくつかからスタートし、展覧会の終わりまでに最大100の顔をプリントして壁に展示することを目指しています。



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