
コンピュータ上での仮想3次元空間が持つ可能性に注目されてから
ほぼ半世紀がたちます。
それまでの間にハードウエア、ソフトウエアの進化、
またインターネットの発達により
よりリアルな現実の3次元空間に近くなりました。
最近の3Dムービーや3DTVにおいても
現実空間を2次元映像に収めた後、
再び3次元化し表現することによりより現実感を増しています。
しかし人は非日常の光景に新鮮さを覚えます。
現実空間の3次元を忠実に再現するだけで
自然な3次元表現を競えば現実空間に勝るものはありません。
風や空気のゆらぎ、光のやわらかさ、小鳥のさえずり、
見る者の感情なども再現するエフェクト(効果)を付加すれば
そこに感性、芸術性が生まれます。
コンピュータ上の仮想3次元空間も同じ効果が期待されます。
現実空間の形状基本情報を取り入れ
仮想3次元空間をコンピュータ上に再現することにより、
より手軽に設計、造形、修正、そして共有が行えます。
それだけでなく多くの付加情報を加えることにより、
感性や創意の表現が手軽に行えるようになります。
またデジタル仮想空間上で完成した作品は伝達性、
再現性に優れたコンテンツになります。
もちろん忠実なリアル現実空間へのロード(転写)も重要な要素です。
日本の産業は今変革期に差し掛かっています。
少子高齢化で国内需要は衰退が予測され資源のない日本は海外市場を求めて空洞化する懸念があります。
日本の優れた資源である日本人のリソースを最大限に活性する必要があります。
その一つとして仮想3次元空間にいくつものこだわり要素を独自進化させ、
空間プロフェッショナル、アーティスト、クリエーターを育成することにより
コンテンツ主体でグローバルものづくりのイニシアティブが発揮できると信じます。