3Dスキャナーの導入を検討しているお客様へ

1.3Dスキャナーとは

実在する物体に対して、接触式のセンサーを用いたり、可視光やレーザーを照射して高精度に三次元座標値を求める装置のことを「三次元計測装置」「3Dスキャナー」などと呼びます。従来から接触式の三次元計測装置は一般的な設備として製造業では数多く導入されてきましたが、近年のPC処理能力の高速化と計測技術やカメラ/センター機器の高機能化によって、非接触の3Dスキャン技術は実用レベルに達し、様々な分野で応用され始めています。今回は目的や対象物に合わせて、どのような3Dスキャナーを選択すれば良いのか、また弊社が取り扱う「Artec3D Scanner」の優位性などをご紹介します。

2.用途に応じた様々な3Dスキャナー

上述した通り3Dスキャナーは大きく接触式と非接触式の2種類に分類されます。接触式のスキャンは、対象物にプローブと呼ばれるタッチ式のセンサーをあてながら座標を高精度に測定します。メリットは非接触式に比べると比較的高精度に座標値を取得できますが、多くのポイントを取得しようとすると測定時間が膨大になるというデメリットがあります。一方、非接触式スキャンには「アクティブ」と「パッシブ」の2つに分類されますが、その中にも三角測量方式やTOF(Time of Flight)方式、共焦点方式、ステレオ方式、焦点方式など、用途や要求される精度に応じていくつかの方式が存在します。

3.3Dスキャナーが利用されている業界と用途

非接触式の3Dスキャナーは、現在様々な業界と用途で使用されています。3Dスキャナーの価格も低価格化が進むと同時に高機能化も進み、対応可能範囲が広がっています。

4.ハードとソフトの進化

3Dスキャナーの業界ではハードウェアの進化以上に、ハードウェアを制御するソフトウェアの進化が目覚ましく、マーカーを必要としなくなったり、ワンボタンでスキャンデータからポリゴンモデルを生成したり、自動化やインテリジェント化が急速に向上しています。

5.新たな需要におけるハンディ型3Dスキャナー

ハードウェアは軽量化が進み、据え置き型からハンディ型にトレンドが変わりつつあります。さらにコードレス、完全ワイヤレスのモデルもリリースされ始め、エンジニアリング用途からコミュニケーション用途まで幅広いエリアでの活用が進んでいます。

6.Artec3D Scannerの特徴

  1. ユニークな特許技術
  2. 誰でも簡単に素早く
  3. ポータブル・ハンディ型
  4. マーカーレス
  5. フルカラーテクスチャ

7.3Dスキャニングからのデジタル・プロセス

3Dスキャニングを入り口としたデジタル・プロセスはどんどん広がりを見せています。設計プロセス、造形プロセス、検査プロセス、コミュニケーションプロセス、さらには複製やアーカイブなどのプロセスにも適用されています。

8.次なるスキャニング・フェーズ

3D環境の普及が加速し、中心となる3Dデータをどのように準備するか、どのようにハンドリングしていくのかが大きな課題となってきました。入口となるモデリングツールやスキャニングツール、センサーが高機能化/高度化、そして低価格化が進み、ますます活用技術が重要となってきます。取得した情報と目的に応じたデータベースを連携させることで、瞬時に人間と同じレベルの判断が出来るようになっていくでしょう。その仕組みを提案、構築していくことが私たちの役割だと考えています。データ・デザインは、常に最先端で最適なデジタルテクノロジーをご提案してまいります。今回ご紹介するハンディ型スキャナ「Artec3DScaners」とその周辺ソフトウェアを1つのきっかけとし、ぜひ皆様といろいろな意見交換をしながら、次なるデジタル革新を実現していきたいと考えています。

Artec 3D Scanners are manufactured by Artec Group
©2020 Artec Group Inc.

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更新日 : 2020.08.24